2023年第1回目のLGBTQセミナーを終えて
2023年第1回目のLGBTQセミナー
「映画を観てお話する会~知ろう!もっと知ろう!LGBTQ+のこと~」を終えました。
39分という短編でありながらも、リアルなメッセージがありありと描かれている「カランコエの花」
見るたび色々なことに気づかされるけれど、毎回、養護教員のやり方に絶望感を覚えてしまいます。
だって、まだまだこういう授業がされている恐れが現実的にある事を否めないから。
教師なら、いや教師だからこそ、悩める子ども達の心へもっともっと配慮すべきでしょうと胸が痛くなる。
そして、授業が思いもよらぬ波紋を広げていることを把握してからでさえ、そんな風に騒ぐ生徒たちに非があるかのような物言いに悲しくなってしまうのは、会場で一緒に観てくださった方たちも一緒でした。
そんな感想から、やっぱりAllyの輪を広げることが改めて大事だとの思いを強めました。
だって、Allyが増えて当たり前になれば、誰も辛く悲しい思いをしなくてすむものね!
Allyは「LGBTQを理解、支援のために行動する人」という意味だけれど、LGBTQの方たちは、支援を必要とする人たちではなく私たちの身近にいる大切な友人であり仲間だよ。
これからは支援ではなく「当たり前化」をどんどん進めた~い
今はまだLGBTの人たちと変に気を使ってしまったりすることが多いかもしれないけれど、このようなささやかな活動からでも知ってもらい、お互いが理解し合える世界がもっともっと広まったらと思うのです。
今回、小学生の息子さんと参加してくださった方もいらっしゃって、子どもの頃から性の多様性について考える機会があると本当に良いなと思いました。
また、
「貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。自分はこの問題に全く理解が浅く、映画の中の養護教員寄りの位置にいることを認識しました。鑑賞後に当事者に近い方々の深い感想に触れ、目から鱗が何枚落ちたことでしょう。同じような理解度の人々はまだまだ多く、関係の皆さんのご苦労も多いと思いますが、少しずつでも前進し多様性を認め合う世の中になることを祈ります。自分に出来ることがあれば積極的に動きたい…そう思わせてくれる体験でした」
このような感想もいただき、つくづく開催して良かったなと思うのでした。
参加してくださった市議会議員の竹内有美さんにはFacebookで⇩のようにご紹介いただき、これまた嬉しいことでした。
(左:竹内議員 中:レインボーファミリーの武藤さん 右:私)
竹内議員も紹介してくださったように今年のスタートとなったセミナーは、北海道で性的マイノリティーの人たちへの理解と支援を広げよう!!と、昨年9月に「札幌LGBTQ映画祭」を開催された「なるべさ!ALLY」さんとのコラボ企画でした。
この場を借りて「なるべさ!Ally」さん、大変お世話になり、ありがとうございました
感謝とお礼を申し上げます。
感謝とお礼を申し上げます。
「なるべさ!Ally」さんの情報は、こちらから
スマイルオフィスなないろでは、次の企画に向けて走り出しています。
次回もたくさんの方が参加してくださると嬉しいな。
詳細が決まり次第、ご案内しますのでどうぞよろしくお願いします