札幌LGBTQ映画祭
LGBTQアライの輪を広げたい
自分たちの住む街をより多くの人にとって暮らしやすい環境にしていきたい
そんな願いのもと企画された映画祭
素晴らしかったです✨💕💕
企画運営をしてくださった「なるべさ!ALLY」実行委員会の皆さま、そして、お手伝いされていた皆さまに感謝です。
私は二部に参加
映画「h i s」と結婚の自由をすべての人に訴訟の九州原告のお二人の結婚式ムービー、そして今年6月にパートナーシップ制度が導入された北見市で第1号の宣誓者となったゲイカップルのお話を聞く構成となっていました。
映画「h i s」は、ゲイ同士の恋愛ストーリーにシングルマザーが直面する仕事と家事育児を両立するための厳しいというより過酷な現状と親権を争う法廷での緊張する場面や過疎が進む田舎で住民が力を合わせ温かい交わりによって暮らしを営む様子が織り交ぜて描かれているものでした。
「男同士では将来が見えないから」という破局からのスタートに胸が痛み涙が…。
冒頭からLGBTQ当事者が当たり前に暮らす制度が整っていないことで、恋愛も普通にできないことを突き付けられます。
ネタバレになってしまうと困るので詳しく書けませんが、村の人たちにカミングアウトするシーンや裁判で偏見を持つ裁判官に果敢に意見をしていく姿から、常々、「普通」という言葉には注意が必要だと思っている私ですが、人を好きになる大切に思うということは、同性間でも異性間でも何も変わらない。人として、ごくごく普通の気持ちだし営みだとの思いを深めました。
この映画では、偏見に満ちた悪意の人が登場せず、村の人たちもカミングアウトしたゲイカップルを温かく受け入れてくれてホッとしたけれど、これは映画の中。
現実社会も早く同じようにならなきゃね。
良いお話、映画だからね
これでお終いにしていてはダメだと心から思いました。
多くの方に見ていただきたい作品です。
結婚披露宴のムービーからは、幸せがあふれていました。
カップルの二人だけではなく参列者にも喜びと幸せがあふれているのは、これもまた異性カップルの披露宴となんら変わりはありませんでした。
そして、トークゲストの北見市から来てくださったゲイカップルのお二人もとても仲睦まじく、お二人の様子を見ているだけでこちらまで幸福感に包まれる感じでした。
もちろん、映画「h i s」も披露宴ムービーのカップルも北見市のお二人も異性愛カップルではないことに伴う葛藤や悩みは深いものがあり筆舌に尽くし難いものでした。
しかし、幸福の形は同じだった。
少なくとも私にはそう見えました。
そして、それが当たり前ではない今を作っているのは何なんだろうと不思議に思うのです。
少しでも早く誰も排除しない社会を実現していきたいですね!
会場ではMcを務めたYoutuberのかずえちゃん、竹内議員と記念撮影
かずえちゃんが言っていた「みんなが誰かのALLYになる」という言葉が心深く残りました。
そうです。
私たちは誰もが凸凹してる。
その凹んだところは互いに助け合えばいい。
皆んなが誰かのALLYになるって、とても素敵なことだなと思った私です。